NHK連続テレビ小説『ばけばけ』第115回(3月13日放送)で、吉沢亮さん演じる錦織友一が天国へ旅立ちました。
病に侵された錦織を演じるため、吉沢亮さんは1カ月で約13キロもの減量を敢行し、視聴者に衝撃を与えました。
制作陣も「本当に死んでしまうんじゃないか」と心配するほどの変貌ぶりだったといいます。
壮絶な役作りの裏側と、吉沢亮さんが次に目指すものとは何なのでしょうか?
橋爪國臣チーフプロデューサーの証言をもとに、吉沢亮さんの役者魂に迫ります!
吉沢亮が13キロ減量した壮絶な役作りとは?

吉沢亮さんが演じる錦織友一は、病に侵される設定のキャラクターです。
この病状の悪化をリアルに表現するため、吉沢亮さんは自ら申し出て1カ月で約13キロの減量を行いました。
橋爪國臣チーフプロデューサーは「吉沢さんからは減量のために最低1カ月は撮影期間を空けてほしいという条件をいただいていました」と明かしています。
松江編でも錦織の病気は進行しているため少しずつ細くなっていましたが、撮影がなかった1カ月の間に一気に減量したそうです。
トレーナーを付けて安全の範囲内で落としているとはいえ、撮影で久々に会った際、橋爪さんは「本当にこの人死んでしまうんじゃないか」と思えるほどの変貌ぶりだったと証言しています。
声もかすれて「本当につらい」と言いながら撮影をしていたものの、痩せた目の奥の輝きは増していて、精神はより研ぎ澄まされていたといいます。
橋爪さんは「鬼気迫るものを感じました」と語り、吉沢亮さんのプロ意識の高さを称賛しています。
吉沢亮の演技力と役作りの一貫性

徐々に弱っていく錦織を見事に演じきった吉沢亮さん。
橋爪さんは「錦織の最期に向けての演技プランはこう、などと説明する必要は一切ありませんでした」と振り返ります。
吉沢さんは、脚本からちゃんと読み取って、錦織の心情をていねいに表現してくれたそうです。
キャスティングの際に病気になる役だと伝えられ、最初から第23週がゴール地点ということを理解していた吉沢さん。
そこに向かって、ずっとお芝居を重ねてくれていたといいます。
橋爪さんは「今振り返ってみると、初登場の時から、吉沢さんが演じる錦織の行動原理は一貫していました」と語ります。
ずっと役作りをしながら、錦織という役をしっかりと作り上げてくれていたのです。
第115回では、何も書けなくなったヘブンに「作家としてのあなたは死んだも同然」と厳しい言葉をぶつけるシーンがありました。
錦織の言葉に突き動かされたヘブンは机に向かい、一心不乱にペンを走らせます。
その後、錦織のもとにヘブンの著書「東の国から」が届き、英文で「出雲時代の懐かしい思い出に。錦織友一へ」と記されているのを見て、錦織はうれしそうにほほ笑みます。
ラストは蛇と蛙のナレーションで、数カ月後に錦織が亡くなったことが伝えられました。
吉沢亮のクランクアップと次なる挑戦

吉沢亮さんのクランクアップは、第115回冒頭の橋の上でヘブンと対峙するシーンでした。
橋爪さんは「とても気合が入った素晴らしい演技をされていて、スタッフも見入っていました」と振り返ります。
一番気持ちが乗るシーンで終われて、すごくいいラストになったそうです。
撮影が終わった後は、「減量の後だから体に優しいものを食べて」と用意したカニ雑炊を食べてもらったといいます。
橋爪さんは感謝の思いを伝え、「次はミュージカルですね」「英語のせりふに挑戦して激痩せして、次は踊りなんてすごいですね」とたわいもない話をしながら、笑顔で送り出したそうです。
吉沢亮さんの次なる挑戦は、ミュージカルです。
『ばけばけ』で英語のせりふに挑戦し、激痩せを経験した吉沢さんが、次は踊りに挑戦するというのですから、その役者魂には驚かされます。
錦織というキャラクターを時に愛らしく、時に鬼気迫る迫力で体現した吉沢さん。
ドラマからは退場となりましたが、錦織の思いは親友であるヘブンの中で生き続けるに違いありません。
まとめ
吉沢亮さんの激ヤセは、単なるダイエットではなく、役作りのための壮絶な肉体改造でした。
1カ月で13キロ減量という驚異的な数字の裏には、役者としての深い覚悟とプロ意識があります。
制作陣も「本当に死んでしまうんじゃないか」と心配するほどの変貌ぶりでしたが、吉沢さんは脚本から錦織の心情を読み取り、ていねいに表現してくれました。
初登場の時から一貫した行動原理で、錦織という役をしっかりと作り上げてくれたのです。
クランクアップ後、吉沢亮さんの次なる挑戦はミュージカルです。
英語のせりふ、激痩せ、そして次は踊りと、常に新しい挑戦を続ける吉沢さんの役者魂から、ますます目が離せませんね。
ご覧いただき、ありがとうございました!

コメント